痛みの少ないワイヤー調整
当院の痛みの少ない治療ポイントは最初に極細のワイヤーを使うことです。
ワイヤー治療ごとに、直径を徐々に太いものに上げていきます。最初は糸のような細さで、グニャグニャのもの、最終的には手でも曲げれないほどの固くて太いものになるんですが、いきなり太いものからスタートしてしまうと、やはりどうしても痛みが大きいのです。
少しづつワイヤーの径の数値を上げていくので、痛みが0ではないですけども痛みを軽減できます。
院長自身も矯正経験者

院長より一言
うちでは写真のようにこれだけワイヤーの種類を使い分けます。一般的に、これだけの段階をそろえると在庫管理・材料費が大変なんですが、自分自身が矯正をした経験があり「痛み」を知っているので、痛い辛さが分かるんですね。
「なるべく痛くないようにするには?」と考えて少~しづつワイヤーを変更するようなやり方をしています。
同級生の先生からも「何でお前、こんなにワイヤーあんの?」と言われます(笑)。
ワイヤーの数値を少しづつ変えます
例えば、一番細いワイヤーが「010」これはこの世にないくらい現存する一番細いワイヤーです。
最終の段階ワイヤーが「19×25」。この段階が細かければ細かいほど痛みが少ないんです。一気に上げると痛みは増します。このワイヤーが上下のあご用にありますので、在庫管理がとにかく大変です。
個人差によってこの段階は変えます。
レーザーを使って痛みを軽減する矯正治療
YAGレーザー(CO2レーザー)
歯ぐきに照射し浸透させます
矯正治療で歯が動くのにともなう痛みは、歯根膜に一時的な炎症が起こるためです。
歯ぐきにレーザーをあてると、その痛みの物質を抑制し、抗炎症作用、血行改善が期待できます。
レーザー治療自体には痛みも服作用もなく、レーザーの照射モードも歯ぐきが焼けない程度の浸透モードにしますので安全です。