
インプラント矯正
通常の矯正方法は、奥歯が前歯を引っ張ってすき間を閉じていきます。
しかし矯正というのは、例えば湖の上にボートが2そうあるイメージで、奥歯を固定源にしてもどうしても両方が動いてしまいます。
そのデメリットを解消するために考えられた方法が「インプラント矯正」です。
治療方法は奥歯に小さなスクリューを打ち込み、完全な固定源にします。スクリュー自体は、生体と馴染みのあるチタンでできていますので安全です。短時間の処置ですみます。
例えるなら陸上の杭を固定源としてボートを引っ張るようなイメージです。
互いが動きあうボート
陸に固定されるボート
別名「ミニスクリュー」「マイクロインプラント」「インプラントアンカー」等とも言われます。この矯正方法は、それ単体で矯正する方法ではなく、通常のワイヤーブラケット装置と併用利用される矯正方法です。
固定源がしっかりしています。子どもから大人まで年齢関係なく導入できます。
また子どもの場合、ヘッドギアをかぶらなくてよくなるケースがあります。
当院院内で治療が可能

矯正歯科医より一言
このインプラント矯正は歯ぐきにスクリューを固定する外科処置になりますので、自院内でやれる矯正歯科医院は限られています。
当院では一般歯科治療から、この外科処置である歯科口腔外科にも院長が対応していますので、より安全にインプラント矯正を導入できます。
プロシードというメーカーを使用

インプラント矯正に使用する器具
今までは手でレンチを使って原始的に打ち込んでいましたが、
最近になり自動化したインプラント矯正用の機器が導入し、当院も導入しました。
処置時間も短時間で終わり、さらに安全で便利になりました。