T4K等 子どものマウスピース型矯正
「子どもの歯並びが心配」と感じていらっしゃる方に…子ども用の簡易型マウスピース矯正装置です。
マイオブレイス(T4K等)について
さまざまな不正咬合に対応できる6~10歳児が対象の取り外し式のマウスピース型の矯正装置です。口腔筋機能トレーナー型の装置で、昼間の1時間、または就寝時に装着するだけなので、小さいお子様でも無理なく使用できます。
ブラケットワイヤー矯正で治す完全な矯正治療でなく、実用的な7~8割の「歯ならび」「咬み合わせ」の改善を目的とする矯正治療です。
トレーナー(マウスピース)型装置の装着で筋機能を鍛えます
お子様の成長過程にある筋機能(お口の周り・舌の筋肉)をマウスピース型のトレーナー装着で鍛えることで、自然に正しい歯並び・咬み合わせへと導きます。特長として…
- 間違った舌位置や口呼吸のような癖を正す
- 歯並びや顎の発達に良い影響を与え歯列を改善する
- 矯正費用を抑えながらある程度治すことがでる
- ほぼ治るお子さんもいます
- 100%治す必要がある場合は上記の床矯正などに移行することも可能
- 最初から床矯正するよりも子どもに負担をかけずに治療が可能
…という事が挙げられます。
お子様の歯並びや咬み合わせが気になるという方はお気軽に当院の矯正無料相談をご利用ください。
舌癖と歯列について

舌癖
歯並びを悪くする要因の一つに舌癖(ぜつへき)があります。
通常、人間は無意識のうちに一日600~2,000回飲み込む動作をしています。正しい飲み込み方は唇を閉じて舌を上顎につけ奥歯をかみしめ、のどを使って飲み込みます。
しかし舌癖がある場合は、いつも舌が上下の歯と歯の間にあったり、前歯を押し出しています。また舌癖のある子どもは唇や頬の筋肉の力が弱くなっています。
そのような癖は歯並びを悪くし、ひどい場合には顎の形も変えてしまいます。必要があれば、舌や唇を正しく動かす練習を行い、正しい飲み込み方ができるように指導していきます。
鼻呼吸を習慣にする~毎日少なくとも2分間は練習しましょう
口から呼吸をすると歯や舌に空気中の菌が着き環境が悪くなります。
また舌が後ろにさがるため歯並びが悪くなります。
鼻から呼吸すると空気が濾過され綺麗な空気を吸うことができます。
舌も正常な位置に置きやすくなります。
歯の健康と正しい歯並びには鼻呼吸が大切です。
鼻から呼吸する習慣をつけましょう。
T4K等などのマイオブレイス導入に至った理由

綺麗な歯列はバランスの良い口腔筋(舌、頬、唇など)によって保たれますが、現代の子供は口の周りの筋肉が弱く、舌の位置や唇の圧のバランスが乱れてしまっています。
ふれあいの丘デンタルクリニックではこれまで多くの小児患者様の矯正をしてきましたが、口腔筋が弱いままですと矯正後の後戻りなどが見られることが多いのが現状でした。
やはり長く綺麗で健康的な歯列を保っていただく為には、歯だけではなく周辺の口腔筋から整えていく必要があることをさらに痛感し、子供用マウスピース型矯正「マイオブレイス」システムの導入に踏み切りました。
小児のマウスピースよくある質問Q&A
- マイオブレイスの対象となる不正咬合の種類は?
- ほぼ全ての歯並びが対象です対象の不正咬合はほぼすべてです。受け口(反対咬合)、出っ歯、開咬、叢生(デコボコの歯並び)など、お子さんのお口の状態によって、治療が可能かどうかが決まります。まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
- マイオブレイスの対象となる年齢は?何歳から?
- 5~9歳が最も適しています対象年齢はだいたい永久歯が生え始める5歳くらいから9歳くらいです。この時期が「黄金期」と言われており、一般的に小児矯正をはじめるもっとも適した年齢です。乳歯がなくなる12歳くらいまでが対象になります。
- 装着するタイミングはいつ?1日に何時間くらい?
- お家で出来るだけ長くお家にいるときはできるだけ長い時間装着して頂くとより効果が高くなります。
基本は学校から帰ってきて夜寝るまでの間に1時間以上入れてトレーニングをし、夜寝ている間は装着したままで寝ます。 - 来院回数は?
- 基本的には月に1回の来院です初回の診断後は、基本的には月に1度の来院をしていただきます。装着状況、口腔写真の撮影、虫歯チェック、歯肉炎チェック、ブラッシング指導、フッ素塗布などを必要に応じて行います。
子どもの不正な歯並び・咬合で起こり得るリスク
- 唾液の循環が下がり歯ブラシが届かないため、虫歯や歯周病のリスクがあがる
- 咬み合わせが均一に当たらず、一ヶ所に集中すると歯の崩壊や脱落につながる可能性がある
- 咀嚼機能の低下による消化不良・栄養不足
- 食べ物を噛み切れない・食べにくい
- 発音がしにくい
- 集中力の低下
- 見た目のコンプレックス